
キユーピーとカゴメは5月1日、未利用野菜資源のバイオ炭化で共同研究を開始した。農地の土壌改良効果の向上や温室効果ガス排出量削減を目指す。
共水分含有量が高い野菜資源を効果的にバイオ炭化する技術や効率的な脱水方法や炭化技術の確立に加え、野菜由来のバイオ炭の農業で利用することによる土壌改良効果や作物の生育促進効果の有効性検証、カーボンネガティブな事業モデルの確立の3つをテーマとする。
研究のステップでは、バイオ炭化するための技術の確立、バイオ炭を施用した際の栽培特性の評価、バイオ炭サンプル製造、バイオ炭テスト施用の順に進める。
両社は今回、農林水産省が策定した「みどりの食料システム戦略」で、バイオ炭の農地施用は地球温暖化対策として推進されていることに言及。野菜生産における収穫残渣や野菜加工品生産における加工残渣等の未利用資源の有効活用が課題となっていることを強調し、今回の共同研究の異議を伝えた。
【参照ページ】キユーピーとカゴメが未利用野菜資源のバイオ炭化で共同研究を開始
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