
スイスのケミカルリサイクル技術開発スタートアップDePolyは4月29日、2,300万米ドル(約35億円)の資金調達を発表した。
DePolyは、2020年創業。常温と標準圧力でのケミカルリサイクル技術を有し、高いエネルギー効率でこれまでリサイクルが困難だったプラスチックのリサイクルが可能。スイスのアパレルブランドOdlo、台湾の半導体後工程企業のPTI等との協業を通じ、ボトル、高性能テキスタイル繊維、化粧品パッケージ等でPET廃棄物から製造した再生素材の品質検証を実施してきた。
2023年6月には、解重合プロセスの拡大と開発を加速するための資金を調達。スイスのモンテーに実証プラントを建設中で、2025年夏に稼働予定。生産能力は年間500t。
【参考】【スイス】ケミカルリサイクルスタートアップDePoly、20億円調達。バイヤスドルフ、BASF等出資(2023年6月30日)
今回の発表では、2,300万米ドル(約35億円)を調達。累計の資金調達は3,000万米ドル(約45億円)を突破した。これまで、Founderful、ACE&Company、Angel Invest、チューリッヒ州立銀行、BASFベンチャーキャピタル、バイヤスドルフ・ベンチャーキャピタル、ソルベイ・グループのサイエンスコ等が出資しており、今回新たに米国拠点のMassMutual Venturesも加わった。
同社は2027年に、より大量のPET及びポリエステル廃棄物を処理するための量産プラントの建設を計画しており、バージン素材と同等の価格競争力を実現したい考え。持続可能なサーキュラー型プラスチックのグローバルリーダーを目指す。
【参照ページ】DePoly to launch 500-tonne-per-year Showcase Plant to give yesterday’s plastics a new purpose, as it secures $23M
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