
海洋保全分野の政府間ハイレベル会合「持続可能な海洋経済のためのハイレベル・パネル(海洋パネル)」は6月12日、ニースで開催された第3回国連海洋会議(UNOC)の場で、自国海域領域の100%を持続可能に管理することにコミットする「100%アライアンス」を正式に発足した。韓国とパナマが最初の加盟国となった。
【参考】【国際】19カ国加盟「海洋パネル」、100%アライアンス発足。全ての管轄海域を持続可能に(2024年10月3日)
「海洋パネル」は2018年に創設。当初は、日本、ノルウェー、ポルトガル、カナダ、オーストラリア、インドネシア、メキシコ、チリ、パラオ、フィジー、ガーナ、ジャマイカ、ケニア、ナミビアの14ヶ国が加盟していたが、その後、米国、英国、フランス、セイシェル、アラブ首長国連邦(UAE)が加盟。だが、最近米国が脱退し、現在18カ国が加盟している。共同議長国はノルウェーとパラオ。同会合の事務局は国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)が担っている。
「100%アライアンス」は、…
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