
サステナビリティ・サプライチェーン評価世界大手仏EcoVadisは7月30日、アジア太平洋の企業が2024年に大幅にサステナビリティスコアを向上したと発表した。国別アセスメント企業数で、中国が米国を上回って2位となった。
今回の発表は、同社の年次業界報告書「Global Supply Chain Sustainability Risk & Performance Index」で評価対象となった約89,000社を分析したもの。過去5年間で世界全体の評価企業数は167%増加している。
地域別で2024年にスコアを最も伸ばしたのはアジア太平洋。環境、労働・人権、倫理、サステナブル調達の4つのテーマ全てで平均スコアを3ポイントも向上させた。アジア太平洋企業はすでに環境スコアで北米を上回っており、サステナブル調達でも接近している。一方、労働・人権と倫理の分野では欧州や北米に劣後している。
特に、中国企業はEcoVadisからスコアを取得する企業が急増しており、2024年だけで37%増加。米国を僅差で上回り、フランスに次ぐ第2位となった。また、アフリカと中東も42%増加。欧州が33%増だった。
全企業の2024年平均スコアは53.4。スコア別では、85点以上がすでに194社あり、2020年の6社から大幅に増加。65点から84点も9,190社ある。地域別の平均スコアは、欧州57.8、北米50.2、アジア太平洋47.3、中南米46.7、アフリカ・中東45.4。アジア太平洋の中では、オーストラリアと韓国は日本を上回っている。
2024年に初めてスコアを取得した企業はスコアが低く、3分の1以上が45点未満のため「高リスク」から「中リスク」に分類された。欧州企業では初回スコア取得企業でもスコアが高い傾向にあった。一方、複数回スコアを取得することで、スコアが改善していく傾向もみられた。
【参照ページ】EcoVadis Data Shows 167% Surge in Sustainability Ratings As ROI of ESG Comes into Focus
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