
小売大手豪コールズは8月26日、オーストラリア国内に展開する小売店1,800以上と流通センターを含む自社事業全体での電力の100%再生可能エネルギー転換目標を達成。2025会計年度のサステナビリティレポートで公表した。
同社は今回のマイルストーン達成により、2025年のスコープ1、2の温室効果ガス排出量を2020年比で81.3%削減。これにより同社は、2030年末までにスコープ1、2の合計排出量を75%以上削減する目標を5年前倒しで達成した。
再生可能エネルギー100%目標の達成は、自社施設への太陽光発電パネルの設置、Origin EnergyやCleanCo等の企業との再生可能エネルギー電力契約、大規模発電証書(LGC)の取得、冷蔵設備の改修を含む省エネ対策等によって実現。同社は現在、139か所の施設に太陽光発電パネルを設置しており、直近の会計年度における再生可能エネルギーの総発電量は33,803MWhに達している。
同社はその他にも、豪物流Linfoxとの提携による生鮮食品配送でのEVトラック初導入、オーストラリアの農家と生産サプライヤーのサステナビリティ強化支援基金「Coles Nurture Fund」を通じた350万豪ドル(約3億円)の投資等を実施。また固形廃棄物の最終処分場への埋め立てを88%削減し、2021年度に設定した「2025年度までに固形廃棄物の埋め立て量を85%に削減」という目標を達成した。
プラスチックでは、2021年以降、プライベートブランド(PB)商品の包装・容器から従来型プラスチック6億個以上を削減。リサイクル可能な包装・容器の割合も87.6%に増加した。また、慈善団体SecondBite及びFoodbankに、食品3,910万食分相当の寄付も行った。
管理職女性比率では、目標の40%に対し42%以上を維持。同社における管理職とは、執行役員、ゼネラルマネージャー、中間管理職や専門職等の給与等級8以上のチームメンバー、スーパーマーケットの店長を指す。
同社は今後5年間、自社事業の脱炭素化を継続するとともに、サプライヤーの排出量削減を支援し、気候変動や自然災害に強いサプライチェーンを構築することに注力していく。
【参照ページ】Coles hits target to source 100% renewable electricity for its operations
【画像】Coles
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