
米バイオマス由来樹脂製造シトロニクとスイス重電大手ABBは8月26日、とうもろこし由来のエタノールを原料とした世界初の100%バイオマス由来のポリプロピレン量産プラントを建設すると発表した。
今回の発表では、シトロニクが米ネブラスカ州に3つのプラントを段階的に建設する。最初のプラントは2029年に稼働を開始する。3つのプラント全体で、米国内のポリプロピレン生産量の最大20%の規模でカーボンニュートラル化を実現できる見通し。ポリプロピレンは、食品・飲料包装、自動車部品、消費財、医療機器等、多様な製品に幅広く活用されている。
プラント1号機では、とうもろこし由来エタノールをポリプロピレンへ変換するプロセスに、炭素回収・貯留(CCU)設備を併設。年間300万tの二酸化炭素を回収し、固形ペレットとして恒久的に貯留することで、世界で唯一のカーボンネガティブなポリプロピレンの生産を目指す。
ABBは、同プロジェクトにおいて、プラントの設計と導入、操業を最適化するための統合オートメーション、電化、デジタル技術を提供する。
【参照ページ】ABB and Citroniq target a world first with 100% bio-based polypropylene facility
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