
香港ESG投資推進団体サステナブル・ファイナンス・イニシアチブ(SFI)は9月3日、世界のファミリーオフィス144団体を調査したアンケート結果を発表。ESG投資が拡大していると伝えた。
同調査では、90%以上がポートフォリオの一部をESG投資に割り当てていると回答。また、57%がポートフォリオの少なくとも10%をインパクト投資に、17%がポートフォリオの半分以上をサステナビリティに焦点を当てた手法で運用していると回答した。
ESG投資での期待リターンでは、サステナビリティと運用パフォーマンスは両立するとの見方が多数。過去実績では、期待リターンを上回ったが5%、期待リターンと同等が58%、期待リターンを下回ったが37%だった。
投資対象では、地域別では42%がアジア太平洋地域と回答。SFIは、同地域特有の機会と、ターゲットを絞ったインパクトファイナンスによる環境・社会課題への緊急対応の必要性の両方が反映されていると分析した。
テーマ別では、2024年は食糧・農業、サーキュラーエコノミー、医療が主要投資テーマだったが、今年の調査では、これら3つを上回り、自然を軸とした解決策(NbS)・生物多様性・リジェネラティブ農業がトップとなった。
投資戦略では、オルタナティブが人気。回答者の25%がプライベートエクイティ戦略を選択。ベンチャー企業への直接投資が22%で続いた。
【参照ページ】Family Offices Lead the Charge in Sustainable Finance Amidst Global Uncertainty
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