
本田技研工業傘下の本田技術研究所は9月16日、廃車(ELV)由来の廃プラスチック部品から資源となるプラスチックを選別して抽出する固体異物分離技術「ケミカルソーティング」を新たに開発したと発表した。2026年中に年処理能力最大350tの設備の導入と実証を行い、2029年頃の実用化を目指す。
一般的に廃自動車から排出されるプラスチック部品には、インサート金属、ゴムホース、パッキン、樹脂に含有されるガラス繊維等の複合素材が含まれており、従来は人の手や機械での物理選別「フィジカルソーティング」が困難だった。
そこで同社は今回、…
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