
サントリーホールディングスは12月3日、サントリー天然水北アルプス信濃の森工場が、持続可能な水利用を促進する国際機関「Alliance for Water Stewardship(AWS)」規格の最高位「プラチナ」を取得したと発表した。
サントリーグループは、2023年2月にサントリー九州熊本工場で日本初の最高位認証を取得。2025年1月には、サントリー天然水奥大山ブナの森工場と南アルプス白州工場でも最高位認証を取得。今回、北アルプス信濃の森工場での最高位取得により、サントリー天然水の4工場すべてが最高位認証を受けた。日本でAWSの最高位を取得しているのはサントリーグループのみ。
同工場は、2021年にサントリーグループ初の温室効果ガス排出量実質ゼロ工場として竣工。水の無駄をなくすため、工場内で品質の高いものから順に繰り返し利用するカスケード利用をしている。
今回の発表では、工場における取水・排水の高次な管理に加え、サントリー天然水の森での水源涵養活動や次世代環境教育「水育」、大町市の水と地下水環境保全協議会等、工場周辺流域での行政や地域と連携した取り組みが高く評価された。
同グループは、2021年2月にAWSと連携協定を締結し、日本で初めて同機関のメンバーシップ企業となった。2025年3月には、サントリーホールディングス、日本コカ・コーラ、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、栗田工業、八千代エンジニアリングの5社で、AWSと協働し、日本国内の水資源保全イニシアチブ「ジャパン・ウォータースチュワードシップ(JWS)」を開始している。
【参考】【日本】サントリーHD等5社、ジャパン・ウォータースチュワードシップ発足。水資源保全(2025年4月4日)
【参照ページ】サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場がAlliance for Water Stewardship(AWS)認証において最高位「Platinum」を取得
【画像】サントリーホールディングス
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