
持続可能な天然ゴムのためのグローバル・プラットフォーム(GPSNR)は8月12日、他の製品サステナビリティ認証機関が結成した「リスク情報アライアンス(RIA)」に加盟した。森林破壊デューデリジェンスを効率的に進める。
RIAは、2月に設立構想が発表され、5月に正式に発足。初期加盟機関は、森林管理協議会(FSC)、プリファード・バイ・ネイチャー、持続可能なバイオマテリアルに関する円卓会議(RSB)、持続可能なバイオマス・プログラム(SBP)の4団体。
RIAは、EUの森林破壊・森林劣化規制(EUDR)等の規制に効率的に対処するために、関連する認証機関がリスク情報を共有するために創設。リスク・アプローチによるデューデリジェンスの潮流を踏まえ、各自が持つリスク関連情報を相互にシェアしている。初期加盟機関では、木材及びバイオマスの領域を扱っており、今回GPSNRが加盟したことで、天然ゴム領域もカバーする形となった。
同機関の活動は、スイス連邦経済省経済事務局(SECO)が助成金を拠出。助成金はSBPとプリファード・バイ・ネイチャーに対し2025年末までの2年間支給され、そこからRIAに現物出資されている。
【参照ページ】The Global Platform for Sustainable Natural Rubber Joins the Risk Information Alliance
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