
投資運用世界大手米ブラックロックは1月9日、2050年までの運用ポートフォリオのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量ネットゼロ)にコミットする運用会社のイニシアチブ「Net Zero Asset Managers(NZAM)」からの脱退を決定したと発表した。
同社は、決定の背景について「ブラックロックの業務慣行について混乱を招き、様々な公的機関からの法的照会を受けることになった」と説明。米銀行大手6社を銀行の気候変動イニシアチブ「Net-Zero Banking Alliance(NZBA)」から脱退することを促したテキサス州政府の動きを示唆する内容を伝えた。
【参考】【アメリカ】テキサス州司法長官、金融大手6社のNZBA脱退を称賛。州法違反調査を終了(2025年1月9日)
同社は2024年7月、新たな機構スチュワードシップ方針を発表し、取締役選任や株主提案での賛否基準を示したばかり。今回、「顧客向けの商品やソリューションの開発方法、あるいは顧客ポートフォリオの管理方法に変更はない」と明言し、従来の方針は堅持する模様。また、NZAMに加盟したことで、同社の運用法に影響を与えておらず、あくまで自社の意思で方針を打ち立てているという姿勢も明確にした。
【参考】【国際】ブラックロック、気候スチュワードシップ方針発表。取締役選任や株主提案での賛否基準も(2024年7月20日)
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