
世界経済フォーラム(WEF)は1月23日、WEFが世界各地で設立する「第4次産業革命センター(C4IR)」の拠点をオマーン、南アフリカ、サウジアラビアに新設すると発表した。
【参考】【コロンビア】世界経済フォーラム、メデジンにC4IR新拠点開設。都市計画でのAI活用(2024年9月14日)
今回設立する3つの拠点は、「C4IRオマーン」「南アフリカ産業技術センター」「リヤド・サイバー経済センター」。C4IRオマーンは、運輸・通信・情報技術省が主導。AIの競争力、ガバナンス、エネルギー移行、量子コンピュータに重点的に取り組み、同国のビジョン2040の達成に向けて技術及びデジタル変革に貢献することを目指す。WEFのAIガバナンス・アライアンスのネットワークを活用し、特にAIがエネルギー移行にどう活用できるかに取り組む。
南アフリカ産業技術センターは、プレトリア大学が主催。包括的かつ業界横断的なデジタル化と脱炭素化の2つの課題に優先的に取り組み、グローバルバリューチェーンとエネルギー転換を推進する。WEFのコミュニティやイニシアチブを活用し、イノベーションとパートナーシップを加速させる。
リヤド・サイバー経済センターは、WEFのグローバル・サイバーセキュリティ・フォーラムが主導。セイバーセキュリティの経済的側面に焦点を当て、研究とセクター間の協力を促進し、グローバルなサイバーセキュリティのレジリエンスと経済安定性を強化する。地域や産業をまたいだサイバー格差の縮小も重点テーマの1つとして扱う。
WEFは、C4IRの本部をサンフランシスコに設置。支部「C4IRグローバル・ネットワーク」として、日本、インドのマハーラーシュトラ州とテランガナ州、コロンビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、ノルウェー、南アフリカ、ルワンダ、ブラジル、サウジアラビア、アゼルバイジャン、トルコ、カザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE)、米国先端製造センター、セルビア、米国信頼性技術センター、マレーシア、グローバル政府技術センター(GGTC)ベルリン、カタール、ベトナム、サウジアラビア宇宙未来センター、GGTCキエフ、C4IRコリア、C4IRコロンビアの26拠点を設置しており、今回で29拠点となった。
また、WEFは同時にC4IRの年間報告書の2024年版を発表した。成果を7つの主要テーマ毎に報告し、ケーススタディとしてアゼルバイジャン、インド、イスラエル、マレーシア、ルワンダ、サウジアラビア、セルビア、米国の8カ国12の事例を紹介した。
7つの主要テーマは、
- AIとオートメーションの進化によるインテリジェント時代の到来
- 世界的な食料安全保障のための農業と食料システムの変革
- ヘルスケアイノベーションと教育へのアクセス拡大による医療とバイオテクノロジーの革命
- 世界的な気候目標の達成に向けたエネルギー転換と持続可能性の促進
- 移動や輸送の効率性を向上させる自律システムによるモビリティの革新
- 技術の進歩とともに社会を発展させるための労働力のスキルアップ
- デジタル資産、量子コンピューティング、宇宙イノベーションアンドの分野を開拓する競争力と新技術への投資の促進
【参照ページ】Three New Centres for the Fourth Industrial Revolution Announced, as Impact Report Highlights Network’s Global Achievements
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