
米ドナルド・トランプ大統領は5月8日、英キア・スターマー首相との間で、歴史的な貿易協定で合意したと発表した。自動車・自動車部品、鉄鋼・アルミニウム、相互関税の内容で合意した模様。
【参考】【アメリカ】トランプ大統領、相互追加関税決定。日本24%。中国はデミニマス廃止も(2025年4月3日)
【参考】【アメリカ】政府、自動車・自動車部品追加関税の軽減措置発表。米国内自動車組立にインセンティブ(2025年4月30日)
米大統領府(ホワイトハウス)によると、英政府は、米国からの輸入を拡大。特に、エタノール7億米ドル以上と、牛肉等の農産物2億5,000万米ドルを英国は新たに輸入する。全体で50億米ドルの輸入を促進するという。
さらに、米国の経済安全保障や医薬品アクセスを支援するため、英政府は、米国への輸出に関し、医薬品の安全なサプライチェーン構築、高品質の英国航空宇宙部品への優遇アクセス、米国輸出専用の税関手続、知的財産、労働、環境の分野における高水準のコミットメントの確立等も約束した。
これに対し、米国政府は、相互関税の上乗せ分として英国に設定していた10%を撤回し、英国に対しては世界一律10%分のみを適用。また、自動車・自動車部品については、毎年10万台までは関税率を10%、それ以降は25%とした。鉄鋼・アルミニウム関税では、英国が世界の鉄鋼過剰生産能力対策のための経済安全保障措置として関税をかけていることを米政府は理解し、通商拡大法232条上の措置を取りやめ、新たな協議を開始。これにより、鉄鋼とアルミニウムの新たな貿易連合を構築していく考え。
【参照ページ】Fact Sheet: U.S.-UK Reach Historic Trade Deal
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