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【国際】再エネ証書I-REC(E)、新興国で導入進み前年比12%増。日本国内でも注力高まる

 電力証書の国際基準策定団体I-TRACK財団は8月14日、再生可能エネルギー電力を対象とした「I-REC電力証書:I-REC(E)」の7月31日までの発行・償還データを公表した。前年同期比で12%となった。

 現在、I-REC(E)の発行が認められている国・地域は、日本を含め世界60以上。特に、RECやIO、日本の非化石証書等の国定の証書がない国で、活用が進んでいる。2025年1月から6月までのI-REC(E)発行量は2億2,700万で、そのうちブラジルが5,400万を占め世界最大の市場。ペルーでも前年比25%増、グアテマラでも同15%増と高い成長がみられる。

 他にも、ケニアでは、2025年の上期だけで、2024年の年間の発行量に並んだ。ニュージーランドでは、今年初めて発行を開始。バングラデシュ、インド、カザフスタン、サウジアラビア等も増加傾向にある。サウジアラビアでは、発行量が2024年の530万から2025年に1,100万を超える急増を記録した。

 発行された証書の大半は、同一国内で償還されているが、シンガポールに越境需要が集中しているアジア地域では、越境償還も確認されている。

【参考】【国際】I-TRACK財団、越境RECの枠組み開発に着手。シンガポール政府からの受託事業(2025年6月24日)

 日本では、すでに非化石証書、グリーン電力証書、再生可能エネルギー由来J-クレジット等が整備されているが、SCSKがI-REC(E)の国内向け取引プラットフォーム「EneTrack」をリリースし注目が高まってきている。用途としては、既存の国内証書がカバーしていない自己託送や自家消費による再生可能エネルギー調達を証明する手段として、すでにプロロジス日本法人や東急不動産ホールディングスが活用を始めている。

【参照ページ】Updated Market Statistics

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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