国連食糧農業機関(FAO)とノルウェー政府は10月11日、世界の森林資源の統計把握を向上するためのパートナーシップを締結した。ノルウェー政府が運営する国際気候森林イニシアチブ(NICFI)がFAOに対し3年間で300万米ドル(約3.3億円)を拠出する。プロジェクトの一環として、発展途上国に対し、衛星データを活用した森林モニタリングに関するキャパシティビルディングも行う。
FAOはすでに、236ヶ国・地域から、森林資源情報の提供を受け、資源量やバイオマス量、炭素固定量等を国際的に把握する「森林資源評価(FRA)」プロジェクトを遂行。今回のノルウェー政府との共同は、このプロジェクトの一部として実施していく。発展途上国からの森林統計のアップデートや精度を上げる効果が期待されている。
【参照ページ】Norway, FAO will boost transparency and accessibility of global forest information
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