
IT世界大手米アマゾンは9月2日、海外から米国への種子の販売を禁止した。最近、中国から米国に身元不明の種子が大量に送られる事態が数千件も発生しており、米農務省も7月に身元不明の種子を植えないよう呼びかけるなど警戒感が高まっていた。
米農務省によると、注文していない種子を送りつける行為は、Eコマース上で偽の注文を行った上でレビューに高得点を付け売り手の評価を高める「ブラッシング」行為だという。同省の調べでは、袋に入っていた種子は、ミント、ラベンダー、アサガオ、マスタードなど14種が特定されている。但し、外来種は生態系に悪影響を与えるおそれがあるため、不用意に植える行為は慎むべきという。同省によると、これまで具体的に大きな問題は発生していない模様。
アマゾンは今回、販売ガイドラインを改定する形で、米国では米国内での種子販売のみを認めるルールに変更した。中国から種子が送りつけられる行為は、英国等の他の国でも確認されている。
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