インドのAegisは、2013年のサステナビリティレポートを発表。GRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)基準でA+の評価を受けた。第三者認証を行ったのは監査法人世界ビッグ4のひとつであるErnst & Young。
グローバルアウトソーシング企業であるAegisは、現在23カ国で55,000人の従業員を抱えている。今回発表されたレポートでは、障がい者を1.76%を雇っていると報告している。従業員の男女比は57:43(男性:女性)でグローバルジェンダーの点でも評価された。また、環境面に対しても尽力しており、事業活動を通じて発生する環境負荷をモニタリングし、複数のセミナーをとおして従業員に資源保護の重要性を認識させるなどしている。同社がA+の評価を受けたのは今回が三度目。また、CSRの取り組みを進めるため、すでに83のNPOと連携しており、近い未来欧米でも主流となる外部NPOとの連携においてすでに実績を上げてきている。
GRIガイドラインは、ガイドライン第3.1版までは、評価をA、B、Cの三段階に分かれており、それぞれ初心者レベル、中級者、上級者と格付けがなされている。更に外部からの保証を得ることで「+」が付く仕組みとなっている。
【企業URL】Aegis
日本企業の中でもA+を取得してる、または取得しようとしている企業は、上場企業の中でもさほど多くない。2012年のKPMGのレポートによると、日経225の中でA+を取得したサステナビリティレポートを発行しているのはわずか2社だけだ。一方で、インドや中国など新興国では、サステナビリティに関する取り組みを積極化する企業も多い。
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