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【オランダ】GRI、新たな代表をMichael Meehan氏に決定

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Global Reporting Initiative(以下、GRI)は7月22日、GRIの新たな代表をMichael Meehan氏に決定したと発表した。Meehan氏はこれまでに数々のクリーンテックビジネスを立ち上げ、世界中の政府機関や多国籍企業のサステナビリティ報告の促進に大きく貢献してきた人物だ。

Meehan氏は、持続可能なサプライチェーンやカーボン・エネルギーに関するテクノロジー分野を中心に約20年間に渡りサステナビリティ分野に携わってきた人物だ。Carbonetworks(2004~2010)やiVeridis Corporatio(2010~2013)など数カ国の企業のCEOを務め、ビジョナリーなリーダーとしてイノベーションやサステナビリティの分野に従事、多国籍企業が抱える課題解決への支援に従事してきた実績を持つ。

GRIの委員長を務めるChristianna Wood氏は、Meehan氏について「Michaelは、特にテクノロジーやビジネスの分野におけるサステナビリティについて長い間コミットをしてきた。我々GRI委員会は、その素晴らしいマネジメント能力、並びに起業家リーダーシップと戦略的なビジョンを持ち合わせるMichaelが時期の代表に最も相応しいと判断をした」と語った。

Meehan氏本人は、「GRIの役割であるサステナビリティ報告書のグローバルスタンダードへの挑戦をますます加速させるべく、組織全体を率いることを楽しみにしている。全ての組織のサステナビリティ戦略においてイノベーションやコラボレーションが重要な要素となりつつある今、サステナビリティ報告にとっても重要な時期を迎えている。GRIは、これまで推進してきた各社のサステナビリティ活動の開示を促進し続けることにより、世界中の企業や組織のグローバルかつ持続可能な発展に貢献したい」と今後の抱負を語った。

GRIはこれまで12年間代表を務めてきたErnst Ligteringen氏の傑出したリーダーシップにより、サステナビリティ報告における象徴的なブランドとしてその名を築いてきた。

今回のMeehan氏の就任はGRIにとって重大な転機となる。IIRCが推進する統合報告の流れに見られるように、GRIが他のフレームワークと連携しながらどのようにグローバルのサステナビリティ報告基準をまとめ上げていくのか、今後の同氏のリーダーシップに期待がかかる。

【団体サイト】Global Reporting Initiative

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