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【国際】世界金融11都市、サステナブル金融ネットワーク発足で合意。東京都は会議に参加せず

 国連環境計画(UNEP)は9月28日、世界の主要金融都市がサステナブルファイナンスについて議論する初の会議をカサブランカで開催し、「サステナビリティのための金融センターに関するカサブランカ宣言」を発表。世界15都市が協働しながら、サステナブル金融を推進していくことを誓った。会議開催では、モロッコ・カサブランカ市の官民連携企業Casablanca Finance City Authority(CFCA)も主催者となり、ホストを努めた。

 今回の発表に参加した市政府は、ロンドン、パリ、ミラノ、ルクセンブルク、ダブリン、ストックホルム、香港、上海、カタール、アスタナ、カサブランカの11都市。オブザーバーとして、日本の環境省管轄の一般社団法人グリーンファイナンス推進機構、カナダのオンタリオ州環境省、スイスのSwiss Sustainable Finance、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連責任投資原則(PRI)、国連持続可能な保険原則(PSI)、持続可能な証券取引所イニシアティブ(SSE)、Climate KICや、Corporate Knights等企業も参加した。東京都は参加しなかった。

 カサブランカ宣言では、気候変動や持続可能な開発を進展させるためには、世界の金融都市が果たすべき責務やビジネス機会は大きいとし、金融都市がサステナブルファイナンスに関する知見を共有していく国際ネットワークを設立するとした。具体的なアクションとしては、「戦略アクションの促進」「知見の共有」「グリーン金融商品の開発での協力」「国際、国、地方レベルでの政府との協働」「国際ネットワークの設立」の5つで合意。次回は2018年前半にイタリアで開催する。

【追記】

 2017年12月13日、新たに、フランクフルト、チューリヒ、ジュネーブ、深圳、トロントが、カサブランカ宣言に参加した。

【参照ページ】World’s Financial Centres Join Forces to Promote Sustainable Finance
【宣言】Casablanca statement on financial centres for sustainability

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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