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【日本】サントリー、ペットボトルリサイクル製造のCO2排出量を25%削減できる技術開発

 サントリーホールディングスは3月19日、使用済ペットボトルをリサイクルして再びペットボトルの材料「PETプリフォーム」を製造する工程を大幅に簡素化できる新たな技術「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発したと発表した。開発は、リサイクル原料メーカー協栄産業と、海外の製造設備メーカー伊SIPA、オーストリアEREMAと共同で実施された。同技術を用いれば製造に必要な二酸化炭素排出量を25%削減できる。

 FtoPダイレクトリサイクル技術は、回収したペットボトルを粉砕・洗浄したフレーク(Frake)を直接溶融成型し、PETプリフォームを製造することができる。従来は、フレークを一度、非結晶レジンに加工し、さらに結晶化作業を行い結晶レジンを生成。それを乾燥化させた後でなければPETプリフォームを製造することができなかった。

 サントリーホールディングスは今後、協栄産業で同技術を用いてPETプリフォームを製造するフローを開始。2018年夏頃から、サントリー食品インターナショナルのペットボトル飲料の一部に採用していく。

【参照ページ】飲料用PETプリフォーム製造における「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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