ファーストフード世界大手米マクドナルドは6月15日、英国とアイルランドの全1,361店舗で、今年9月からプラスチック製ストローを段階的に廃止し、紙製ストローに切り替えると発表した。2019年中に切り替えを完了する。その他の複数の地域でも今年中に代替ストローを試験的に導入する。
【参考】【イギリス】マクドナルド、プラスチック製ストローを段階的に廃止。欧州で進むプラスチック離れ(2018年4月4日)
今回の取組は、2025年までに全容器を再生素材または認証取得素材に切り替えるという同社の目標達成をサポートすることにつながる。また、世界中の全店舗で使用済み容器を全てリサイクルするという目標も掲げている。
プラスチック製ストローからの脱却は、すでにベルギーでも試験導入を開始。米国、フランス、スウェーデン、ノルウェー、オーストラリアでも今年後半に試験導入する。さらにマレーシア等では、要望された場合のみストローを配布する形に切り替える。これら各国でのテストを通じて、全世界でのオペレーションを検討していく。
【参照ページ】McDonald’s Announces Rollout of Paper Straws in the UK and Ireland and New Trials in Commitment to Find Solutions for Plastic Straws Globally
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