投資運用世界大手仏アムンディは10月8日、ESG投資をさらに加速させるための新たなアクションプラン「2021 Action Plan」を発表した。2021年に向け4つのアクションを展開していく。
まず、企業評価、投資マネジメント、株主総会での議決権行使で100%ESGを考慮する。そのため、アクティブ運用とパッシブ運用を含めた全ての投資戦略でESG観点での財務分析を実施。また投資先企業との対話や株主総会での議決権行使でESGパフォーマンス考慮を体系的に組み入れていく。
また、顧客である機関投資家のESG投資戦略実行についても助言を実施。テーマファンドの運用規模も200億ユーロに倍増させる。ソーシャルビジネスへの投資額も現状の2億ユーロから5億ユーロに増額する。
アムンディの現在の運用資産総額は2,800億ユーロ(約36兆円)。グループの総資産のESG考慮割合は現在は19%。ESG基準とアムンディ独自のAFNOR認定手法に基づいた5,500社の企業格付を実施し、数年前から気候変動やエネルギー転換に特化した資金供給する取組でも欧州開発基金(EDF)や世界銀行等とパートナーシップを結んでいる。
【参照ページ】Ambition 2021
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