
紅茶販売世界大手英テトリーは11月2日、サプライチェーンの透明化のため、茶葉調達サプライヤーの全社名リストを公表した。テトリーは1837年創業の英国老舗紅茶メーカーで、2000年にインドのタタ・グループの飲料部門Tata Global Beveragesに買収された。
テトリーは、茶葉の多くをインドから調達しており、今回公表されたリストでもインドのサプライヤー141社が掲載されている。他には、ケニア、タンザニア、スリランカ、マラウィ、ウガンダ、ルワンダ、ジンバブエ、エチオピア、インドネシア、ベトナム、中国、アルゼンチンのサプライヤーが載っており合計227社にのぼる。
インド等の茶葉農園では、劣悪な労働環境や人権侵害が横行していると指摘されている。英シェフィールド大学の調査によると、認証茶葉であっても茶葉農園で労働者虐待等が見られるという。
Tata Global Beveragesは、今回の公表の狙いについて、「全サプライヤーに倫理基準を満たし、厳格な倫理規定を遵守させるため」と表明。「奴隷労働やヒューマントラフィッキングがサプライチェーンを通して行われていないことを確実なものにする」と語った。同社は来年、新たなサプライヤー倫理規定を発表する予定。
英国の紅茶メーカーの中で、全サプライヤーリストを公表するのは今回が3社目。「Yorkshire Tea」ブランドを保有するBettys & Taylors Groupと、トワイニングがすでに公表に踏み切っている。
【リスト】Tetley Supplier List
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