英小売大手テスコは11月16日、持続可能な食品生産の拡大に向け、世界自然保護基金(WWF)と4年間のパートナーシップを締結したと発表した。食品生産にかかる環境インパクトを50%削減する。
英リサーチ会社のWalnut Unlimitedが、テスコとWWFからの委託を受け、英国の消費者2,000以上を対象に調査したところ、80%の消費者がスーパーマケットに対し「持続可能な食品の販売を増やしてほしい」と回答していたことがわかった。しかし同時に、59%は「どの食品が持続可能なものかわからず混乱する」と回答し、75%はコストが選択の障壁となるとも回答していた。
今回テスコとWWFは、「持続可能な食品の供給拡大」「食品生産での自然回復」「食品廃棄物と包装・容器廃棄物の削減」の3つの分野で協働する。また、コスト障壁にも対応するため、商品価格を上げずに、これら3つを実現していく。
【参照ページ】Tesco and WWF join forces to make food more sustainable
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