グローバル企業大手約30社は1月14日、海洋プラスチック削減のためのNGO「Alliance to End Plastic Waste(AEPW)」を新設した。今後5年間で15億米ドルをプラスチックごみ削減分野に投資することで協働する。すでに10億米ドル以上の投資表明が集まった。プラスチックのリサイクルを推進する。
今回のNGO発足に参加したのは、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、トタル、eni、サウジ基礎産業公社(SABIC)、BASF、ダウ、DSM、ブラスケム、シェブロンフィリップス化学、クラリアント、ノバ・ケミカルズ、コベストロ、サソール、Berry Global、ライオンデルバセル、PolyOne、Occidental Chemical、台湾プラスチックUSA、リライアンス・インダストリーズ、ヘンケル、P&G、スエズ・エンバイロメント、ヴェオリア、三菱ケミカルホールディングス、三井化学、住友化学。
今回のNGOは、プラスチックごみの回収フローが未整備の大都市に対し、行政と連携しながら回収制度を確立する。また、プラスチック・リサイクル分野で技術開発を促すCircular CapitalとSecoundMuseに対する投資を拡大し、特に南アジアや東南アジアでの技術開発にも乗り出す。さらにデータ共有やKPI設定でも参加企業でも連携。国際機関と協働したキャパシティビルディングも強化する。
今回、当面の投資強化領域として、プラスチックごみ回収、プラスチック・リサイクルを容易にする新技術開発、政府や他のステークホルダーへのエンゲージメントや研修、プラスチックごみ集中地域での清掃活動の4つを挙げた。
【参照ページ】THE ALLIANCE LAUNCHES TODAY
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