国際金属・鉱業評議会(ICMM)、国連環境計画(UNEP)、国連責任投資原則(PRI)は3月27日、鉱滓ダムに関する国際基準を共同で策定すると発表した。同基準は、ICMMの加盟企業に適用されるとともに、UNEPとPRIは他の業界にも賛同を呼びかけている。
鉱滓ダムについては、1月にブラジルで「ブルマジーニョ尾鉱ダム」崩壊事故が発生。適切な管理の重要性が国際的に認識されるようになった。今後、3者は、マルスステークホルダー諮問パネルの議長を任命する作業に入り、今年12月末までの策定を目指す。PRIからは、英国国教会年金理事会とスウェーデン年金基金倫理会議が代表して参加している。
【参考】【ブラジル】ヴァーレ取締役会、ダム崩壊事故受け、CEOら一時退任。暫定CEO任命(2019年3月7日)
【参照ページ】ICMM, UN Environment Programme and Principles for Responsible Investment agree to co-convene mine tailings storage facilities review
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