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【国際】アリアンツやLGIM等、1.5℃目標に基づく「世界エネルギー展望」シナリオ新設を要請

 独保険大手アリアンツ・グループ、英運用大手リーガル&ゼネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)、英ハーミーズ・インベストメント・マネジメントを含む機関投資家は、国際エネルギー機関(IEA)に対し、気候変動問題について1.5℃目標に沿った新たなシナリオモデルを作成するよう要請する共同書簡を送ったことがわかった。英紙フィナンシャル・タイムズが4月3日、報じた。現在IEAが「世界エネルギー展望(World Energy Outlook:WEO)」レポート作成のために用いているシナリオは、1.5℃目標に則していないと指摘した。

 IEAは、将来のエネルギー需給を複数のシナリオを用いて予測している。現在最も気候変動への取り組みが野心的に行われるモデルは「持続可能な開発シナリオ(SDS)」だが、このシナリオでも気温が1.7℃上昇してしまう。各国政府の政策見通しを反映させたシナリオは「新政策シナリオ(NPS)」では2.7℃から3℃も上昇する。

 IEAが発表するモデルは、各国政府やエネルギー大手等に幅広く引用されており、影響力が大きい。そのため、国際目標の一つである1.5℃に抑えるシナリオがないのは不適切として、新たなシナリオモデルの開発を要請した。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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