スペイン領カナリア諸島自治州政府は5月31日、ノルウェーのエネルギー大手エクイノールに対し、カナリア諸島沖で浮体式洋上風力発電所を建設する許可を出した。設備容量は200MWで、完成すると浮体式洋上風力発電所では世界最大となる。総工費は8.6億ユーロ(約1,100億円)。完成は2024年の予定。
20年間で新規雇用を120人から200人創出するとみられている。
エイクイノールはこれまでも浮体式洋上風力発電を手がけており、2015年にはスコットランド政府から30MWの「Hywind Scotland」発電所建設の承認を得、2017年10月に運転を開始した。同発電所は、当初予想を上回る発電量を発揮し、大きな注目を詰めている。
今回承認の発電所が完成すると、カナリア諸島の再生可能エネルギー発電の3分の1を担う規模となる。
【参照ページ】Canarias acogerá el primer gran parque eólico marino de España, con una inversión de más de 860 millones
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