
欧州委員会のヴァルディス・ドンブロウスキス金融安定・金融サービス・資本市場同盟担当委員は、EUが進めるサステナブルファイナンス推進の意義について、「グリーンウォッシング」と戦うためという考えを明確にした。グリーンウォッシングは、実際には環境に悪いことをしているのに良いことをしているかのように「お化粧」することを指す。
ドンブロウスキス委員は、環境保護を支援する経済活動を特定することで今年合意に至ったと、EUの成果を強調。グリーンボンドや環境金融商品の定義をEUとして定義することで、特に気候変動目標を達成することが重要とした。
その一方、EUの定義付け作業「タクソノミー」については、EU加盟国からも「細かく規定しすぎ」との懸念が出ていることについて、ドンブロウスキス委員は、認識しているとしつつも、新しい時代に相応しいタクソノミーの法制化は実現可能との展望を表明した。同委員によると、タクソノミー法制化作業は、2019年中に完了させる計画。そのためにも9月に加盟国間での合意を実現し、欧州議会での審議を速やかに開始したいとした。
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