
食品世界大手スイスのネスレは1月16日、再生プラスチック素材で食品容器・包装品質のプラスチックを製造するために20億スイスフラン(約2,300億円)を用意したと発表した。
ネスレは2018年、2025年までに容器・包装素材は100%再利用可能またはリサイクル可能にするとの目標を掲げ、同年までにバージン・プラスチックの消費量を3分の1削減する方針を掲げている。同時に、他の機関と協働し、サーキュラーエコノミーを推進するとともに、水系のプラスチックごみの回収にも力を注いでいる。
プラスチックの再生素材では、高い衛生基準が求められる食品向け品質の達成は悲願。また、高い品質基準で再生された素材は、まだコストが高い。そのためネスレは食品向け品質の再生素材を200万t調達することにコミットするとともに、実現に向け20億スイスフランのうち15億フランを2025年までのコスト増のために用意した。今後、事業効率を改善し、最終的に追加コストがかからないレベルにまで持っていく。
技術開発そのものも実施する。対象分野には、新素材の開発、容器を再利用した充填モデルの開発、リサイクル技術開発等に多岐にわたる。ネスレは、2019年9月に新設したパッケージ科学研究所での研究開発に加え、専用のコーポレート・ベンチャーファンドを立ち上げ、2.5億スイスフランを投資する。
【参照ページ】Nestlé creates market for food-grade recycled plastics, launches fund to boost packaging innovation
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