健康ビルディングWELL認証管理団体米IWBIは9月15日、WELL認証の第2版「WELL v2」を正式にリリースした。WELL認証 v2は、2018年5月に一度リリースされ、実証テスト段階に入っていたが、そこでの確認作業を終え、今回正式リリースとなった。
【参考】【国際】IWBI、WELL認証第2版「WELL v2」リリース。認証の柔軟性や取得利便性を向上(2018年6月10日)
IWBIが運営するWELL認証は、日常のオフィス利用、業務、学習において、健康や幸福感に影響を与える建物のハード面、ソフト面の機能を評価している。評価項目には、v1では、室内空間における、空気、水、栄養、光、フィットネス、快適性、心の7分野だったが、v2では音、素材、コミュニティの3項目が追加された。
WELL v2の実証テストでは、3,500の物件が先行して評価を実施。さらに新型コロナウイルス・パンデミック以降は、専門家から多くの助言を受け、評価体系を改善した。
v2の正式リリースを受け、WELL v2パイロット認証とv1認証の申請は12月31日で終了。実務家資格「WELL AP」の資格試験は2021年末まではv1を基に実施し、それ以降は試験内容がv2に切り替わる。また、v2パイロット認証とv2認証の違いを理解するためのツール「Skybridgeツール」もリリースされた。
【参照ページ】International WELL Building Institute Formally Launches WELL v2
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