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【日本】農水省、PFASを有害化学物質の優先リストに追加。調査やモニタリングを実施

 農林水産省は3月24日、食品中の有害化学物質の人体健康影響に関し、「農林水産省が優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質のリスト」を改訂。2021年度から2025年までに危害要因と食品群または飼料の組合せを調査分析する「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」を策定した。

【参考】【環境】化学物質PFASとは何か? 〜マクドナルドやアマゾンが使用禁止を決めた背景やPFOAとの違い〜(2021年1月17日)

 農林水産省は、予防原則という法理を採用し、食品中の有害化学物質の実態を調査し、人の健康に悪影響を及ぼす可能性がどの程度あるか(リスク)を推定。悪影響がないと言い切れない場合でも、食品の安全性を事前に向上させる措置を策定している。リスク管理では、科学的知見、消費者・生産者・食品事業者等の関係者の意見、コーデックス委員会や諸外国政府の動向を考慮して判断している。

 今回の優先リスト改訂では、アザスピロ酸(海産毒素)、麦角アルカロイド類(かび毒)、パーフルオロアルキル化合物(PFAS)類や、ニトロソアミン類を新たに追加した。

【参照ページ】「農林水産省が優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質のリスト」の改訂及び「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」の策定について

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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