Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】コカ・コーラ、Ocean Cleanupと協働で廃プラ回収船Interceptorを導入。2022年までに河川15本に展開

 食品世界大手米コカ・コーラ・カンパニーとオランダ環境NGOのOcean Cleanupは6月3日、プラスチックごみの河川への流入を防ぐため、協働すると発表した。2022年までにOcean Cleanupのプラスチック回収船「Interceptor」を15の河川で展開する。

 Interceptorは、Ocean Cleanupが2019年に導入した河川のプラスチックごみを回収する船舶。太陽光での稼働が可能で、航行中に回収したプラスチックごみは、リサイクルできるよう船内のベルトコンベアで6種に自動分別される。

 両者はすでに、ドミニカ共和国サントドミンゴ及びベトナム・カントーで、Interceptorを展開。両者の現地チームと地域の廃棄物管理団体の協働で、回収したプラスチックの分別やリサイクルを行っている。

 両者は、河川のプラスチック汚染の解決に向け、さらなるパートナー企業等の同アクションへの参画を募集。Interceptorの追加導入や、河川の汚染度分析のためのモニタリングシステム(RMS)の設置等への投資を進める。

 今回のアクションは、2030年までに「全ての人から容器の回収・リサイクルを行う」というコカ・コーラの環境ビジョン「World Without Waste」の一環。バージンプラスチック消費量を大幅削減し、容器・包装を100%リサイクル可能な素材に転換する。

 同社は1995年から、国際環境NGOのOcean Conservancyの海洋保全イニシアチブ国際海岸クリーンアップ(ICC)を支援。海洋ごみゼロ推進イニシアチブ「Trash Free Seas Alliance」の発足メンバーでもある。また同社の財団、コカ・コーラ財団でも、セールスフォース・ドットコム創業のマーク・ベニオフCEOが、米カリフォルニア州立大学サンタバーバラ校に発足した海洋保全イニシアチブ「Benioff Ocean Initiative」への寄付を行っている。

【参照ページ】Coca-Cola Signs On as Global Implementation Partner for The Ocean Cleanup’s River Project
【画像】Ocean Cleanup

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。