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【中国】レノボ、気候変動緩和、サーキュラーエコノミー、ダイバーシティで新目標

 電子機器世界大手中国レノボは8月31日、気候変動緩和、サーキュラーエコノミー、ダイバーシティで新たな目標を発表した。

 同社は、2030年度までに製品単位の省エネ性能を、デスクトップとサーバーで50%、ノートブックとモトローラ製品で30%向上すると宣言。また、2026年度までに、電力の90%を再生可能エネルギーで調達し、サプライチェーンでの二酸化炭素排出量も100万t削減しにいく。

 同社は2020年9月、二酸化炭素排出量をスコープ1とスコープ2で50%減、スコープ3で25%減の目標を設定。今回の施策はその具体策。同社は科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)からの目標承認も目指している。

 サーキュラーエコノミーでは、2026年度までに全てのPC製品で何らかの廃棄物リサイクル材料を使用。プラスチック容器・包装でも90%にリサイクル材料を使用する。スマートフォンのパッケージでは、2026年度までに使い捨てプラスチック消費量を50%削減。サイズと体積も10%削減する。また、使用済み製品3億6,300万kgでリサイクルと再利用ができるようにする。

 ダイバーシティでは、2026年度までに、女性管理職比率を現在の21%から27%に、米国ではマイノリティの管理職比率を現在の29%から35%に引き上げる。2026年度までに製品の75%をインクルーシブデザインの専門家が精査し、身体的属性や能力にかかわらず誰もが使える製品にする。

 同社は、社会的地位の低い地域にテクノロジーやSTEMを学習する機会も提供している。今回新たに、2026年℃までに慈善活動やパートナーシップを通じて、人々1,500万人の生活を改善。100万人のキャリア支援も行うとした。

【参照ページ】Lenovo Announces New Climate Change Mitigation Goals and Releases 2020/21 ESG Report

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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