
独電力大手RWEは9月7日、洋上風力発電で世界初のリサイクル可能な風力発電タービンブレードの実証を行うと発表した。タービンには、総合電機世界大手独シーメンスの風力発電設備子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)のタービンブレードを使用。同タービンブレードは、使用後も部品を他製品にリサイクルすることができる。ドイツにあるRWEのカスカシ洋上風力発電所に導入予定。
風力発電装置では、タワー部分やナセル部分のリサイクルが主流。タービンブレードは、素材の樹脂構造に課題があり、リサイクルが困難だった。RWEは今回、タービンブレードの素材に、SGREの効率的に分離が可能な樹脂を使用。使用後に自動車、フライトケース等への再利用を可能にした。
風力発電のタービンは、2020年2月に廃棄後に大量に埋立処分されていることが、ブルームバーグに報じられ、注目を集めた。タービンブレードのリサイクルについては、仏環境サービス大手スエズも取り組んでおり、同分野のサーキュラーエコノミー化が進められている。
【参考】【国際】風力タービンの羽が大量に埋立廃棄。リサイクル技術も一部登場。ブルームバーグ報道(2020年2月13日)
【参考】【フランス】スエズ、風力発電タービンの100%リサイクルへ。サーキュラーエコノミー化(2021年5月14日)
カスカシ洋上風力発電所は、商業用の洋上風力発電所として初のバイブロパイル打設法を採用する等、最新技術を積極的に活用。革新的な技術の実証を進めている。同発電所38基は、2022年末からフル稼働予定。約40万世帯に再生可能エネルギー発電での電力供給を行う。
【参照ページ】RWE tests world’s first recyclable wind turbine blade at its offshore wind farm Kaskasi
【画像】RWE
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