英小売大手テスコは9月24日、スコープ3のカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を2050年までに達成すると発表した。1.5℃目標との整合性を確保する。
テスコの二酸化炭素排出量のうち、スコープ3が90%以上を占める。すでに同社の最大手サプライヤー20社は、二酸化炭素排出量を20%削減しているが、今回、全てのサプライヤーに対し、カーボンニュートラルへの移行を求める書簡を送付した。
同社は今回掲げた目標を達成するため、今後1年間で具体的なロードマップを示し、進捗状況を毎年報告する。具体的には、低炭素肥料の使用や昆虫飼料の使用等、農業からの排出を削減するためのイノベーションをサプライヤーとともに追求する。また、植物由来製品の販売拡大も進める。冷蔵、暖房、輸送等でのカーボンニュートラル化も進める。
【参照ページ】Tesco commits to net zero emissions from its supply chain and products by 2050
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