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【国際】ローレウス・スポーツ・フォー・グッド・インデックス創設。世界29社が初年度表彰

 ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団は11月8日、スポーツを通じてポジティブな社会・環境インパクトを創出しているリーディングカンパニーを讃える「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド・インデックス(LSGI)」を創設。初年度の企業を発表した。

 ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団は、1999年に発足し、スポーツ界のアカデミー賞とも称される「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード」を毎年発表していることで知られている。日本人選手でも、大坂なおみ氏が2019年に「年間最優秀成長選手賞」、2021年に「年間最優秀女子選手賞」を受賞。大賞のノミネートでは、2005年に野村忠宏氏、2010年に国枝慎吾氏、2011年に澤穂希氏となでしこジャパン、2015年に内村航平氏、2018年に上地結衣氏、2019年に羽生結弦氏が選出されている。

 「ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード」は、1999年にダイムラーとリシュモンが創設。今ではM&A等があり、メルセデス・ベンツとインターナショナル・ウォッチ・カンパニーがグローバル・パートナー企業となっている。また2018年からは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が世界3社目のグローバル・パートナーとなり、3社体制となった。

 ローレウス・スポーツ・フォー・グッド・インデックスは、「インパクト」「イノベーション」「コミットメント」「投資」の4つの観点で評価される。具体的には7つの基準。

  • スポーツ関連のCSRおよびESGアクションを通じた各企業のインパクト
  • パーパス重視のキャンペーンにおけるイノベーションとクリエイティビティ
  • ESGへのコミットメント
  • 「スポーツ・フォー・グッド」への投資水準
  • スポーツ投資での国連持続可能な開発目標(SDGs)合致度
  • 商業的な実行可能性
  • 「スポーツ・フォー・グッド」キャンペーンを通じた、公平な社会の構築、スポーツの環境フットプリントの削減、スポーツ産業の経済成長へのコミットメントに対する総合評価

 初年度の表彰企業は、NIKE、マイクロソフト、ハイネケン、エンジー、パタゴニア、コロンビア、バークレイズ、サンタンデール銀行、アリアンツ、マスターカード、Clif Bar、ゲータレード等29社。日本では日産自動車のみが入った。

【参照ページ】World's Most Socially Impactful Companies Recognised in Inaugural 'Laureus Sport for Good Index'

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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