消費財世界大手英ユニリーバと米バイオ化学ジェノマティカは6月16日、代替洗浄成分の拡大・商用化に向け、植物由来の代替原料開発ベンチャーを設立すると発表した。両社は合計で1.2億米ドル(約130億円)出資。他の投資家からの出資も募る。今回の投資は、ユニリーバの代替洗浄成分開発投資として最大規模。
洗浄成分は現在、パーム油や化石燃料に替わり大規模生産可能な原料がほぼない。代替原料の開発を通じ、サプライチェーンの多様化とコスト効率、透明性向上を進める。
ジェノマティカはすでに、原料生産プロセスを規模拡大を開始。初期試算では、植物由来の代替原料は、パーム由来原料比で二酸化炭素排出量を最大50%削減できる見込み。
【参照ページ】Unilever and Geno launch $120m venture to scale alternative ingredients
【画像】Unilever
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