Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ノルウェー】GPFG、キリンHDの観察指定を解除。ミャンマー軍政人権問題

 ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)の理事会は3月22日、キリンホールディングスを観察対象から解除した。

 同社は、ミャンマーでの事業の合弁相手だった国軍系企業ミャンマー・エコノミック・ホールディングス(MEHL)との関連で、ミャンマー軍事クーデター後の人権侵害が問題視され、2021年3月にNBIMの観察対象に指定されていた。

 その後同社は2022年6月に、合弁会社ミャンマー・ブリューワリー(MBL)の全株式をMBL自身に譲渡することを決定。NBIMの倫理委員会は2023年2月2日に観察指定解除を勧告し、今回正式に執行委員会で決定された。

【参考】【ミャンマー】キリンHD、ミャンマー子会社MBLの全株式譲渡を決定。今後法的手続き(2022年7月1日)

 一方、同日、韓国海運大手パン・オーシャンに対しては、観察指定の延長を決定。同社は、老朽化した船舶を、労働条件が極めて悪いバングラデシュやパキスタンの海岸で解体していることを問題視。同社は最近、老朽化した船舶をより持続可能な方法で処分することを目的とした新しい方針を採用したが、実践状況を評価するため、4年間の観察指定延長を決めた。

【参照ページ】Decisions on observation

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。