
アパレル世界大手スウェーデンH&MとスウェーデンのベンチャーキャピタルVargasホールディングは3月6日、繊維to繊維のクローズド・ループ・リサイクルで再生ポリエステル拡大を目指すスタートアップSyreを合弁で新設すると発表した。
Syreは今後、10年以内に世界全体で12工場を稼働させ、年間300万t以上のバージン・ポリエステル同等品質の再生ポリエステル繊維を提供する計画を掲げている。米国ノースカロライナ州に生産工場を建設中で、2024年中の操業を開始する予定。同社は、オルタナティブ投資世界大手米TPGが運営するインパクト投資プラットフォームTPG Riseが気候変動テーマで組成したファンド「TPG Rise Climate」からも出資を受けている。
H&Mは現在、ペットボトルをリサイクルした再生ポリエステルを調達しているが、繊維to繊維のクローズド・ループ・リサイクルに転換していく方針。今回、Syreと7年間で総額6億米ドル(約895億円)相当のオフテイク契約を締結。長期的に必要な再生ポリエステルの大部分を確保する。
H&Mは、2030年までに素材を100%リサイクルする、または持続可能な方法で調達すること、2025年までにリサイクル素材の比率を30%にすることを目標として掲げてきた。2025年目標の達成が見えてきたことから、2030年までにリサイクル素材の比率を50%にする目標も新たに設定した。
【参照ページ】H&M Group and Vargas Holding launch Syre, a new venture to scale textile-to-textile recycled polyester
【画像】H&M
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