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【国際】ブルームバーグ、自然関連リスク評価データを機関投資家向けに提供開始。45000社

 金融情報世界大手米ブルームバーグは10月16日、機関投資家向けに、自然・生態系・生物多様性関連リスク評価ソリューションを発表した。自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)提言に基づく機関投資家自身の開示を支援するため、最大45,000社のデータを機関投資家向けに提供する。

 今回提供するデータは、当該発行体やバリューチェーンにとっての自然要因の財務マテリアリティ度合い、生態系の健全性や水ストレスの高い地域でのリスク・エクスポージャー、ガバナンス体制、新たな機会の獲得等を評価するもの。

 提供するデータでは、英国自然史博物館が開発した生物多様性保全度指数(BII)に基づく生物多様性指標、世界資源研究所(WRI)のデータを使用した水ストレス分析、森林破壊リスク分析、自然喪失を低減するために企業が実施している対策に関する詳細なインサイト等が含まれている。さらに、ブルームバーグのESG財務重要度スコアでも、関連するセクターにおいて、企業が報告した自然・生態系・生物多様性データが考慮されるようにした。

 BIIは、世界中の陸地をマッピングし、自然に対する人間の圧力に関するデータと統計的モデリング手法を組み合わせることで、6万種以上の固有種に関するデータを使用し、任意の地域に現在も残る自然の生物多様性の推定割合を科学的に算出している。

【参照ページ】Bloomberg Launches Solution to Help Investors Assess their Exposure to Nature and Biodiversity-related Risks

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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