
韓国のSKケミカルと現代自動車は12月12日、サーキュラーエコノミー型のリサイクル素材とバイオ原料素材を活用した自動車部品6種を、現代自動車傘下の起亜自動車の電気自動車(EV)実証車種「EV3スタディ・カー」で採用したと発表した。
起亜自動車の「EV3スタディ・カー」モデルは、廃棄された資源をリサイクルし、バイオベース素材を使用することで、代替素材の適用可能性を実証するために開発された。SKケミカルと現代自動車、起亜自動車は、14ヶ月間にわたって協力し、各部品の要求される材料特性を満たすためにサーキュラーエコノミー型リサイクル技術を活用。商業用レベルの品質を実現した。
今回SKケミカルズは、マテリアルリサイクルではリサイクルの難易度が高かった繊維系素材に着目。独自ケミカルリサイクル技術を活用し、廃プラスチックを分子単位に解重合したうえで、石油由来の素材から製造された製品とほぼ同等の品質の製品を生産できた。具体的には、天井、シート、クラッシュパッド、ドアパネル、ドアアームレストの5つ部品を製造した。また、SKケミカルズが開発した単一ポリエステル素材「FLEXIA」をフロアマットに採用した。
両社は、今後も代替素材を自動車に適用するためのさらなる協力関係を強化していく予定。またSKケミカルは、持続可能な自動車の究極目標「Car-to-Car Closed Loop」を見据え、自動車メーカー、部品メーカー、素材サプライヤーとのパートナーシップを強化するとともに、アパレルや電子機器分野に進出していく意思を示した。
【参照ページ】"Recycling Technology Applied to Automobiles" SK chemicals and Hyundai Collaborate on Sustainable Automotive Development
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