
ブリヂストン、東海カーボン、九州大学、岡山大学の4者は1月27日、使用済みタイヤの熱分解によるケミカルリサイクル技術で、再生カーボンブラック(rCB)を生成する共同プロジェクトを開始したと発表した。
使用済みタイヤ等の熱分解で生成した再生カーボンブラック(rCB)は、これまで、多くの不純物が含まれるため、石油・石炭由来のバージン・カーボンブラック(vCB)比でゴム補強性で課題があった。また、使用済みタイヤの多くはサーマルリカバリー(熱回収)されており、温室効果ガス排出原となっていた。
そこで4者は今回、再生カーボンブラック(rCB)内の不純物等を除去し、高いゴム補強性を持つ「エコ・カーボンブラック(eCB)」の生成技術開発に着手。各々の技術・ノウハウと知見を組み合わせ、2032 年度までにeCBを年間5,000t生産する実証プラントの稼働を目指す。
さらに4者は、使用済みタイヤを熱分解せずカーボンブラックの再利用を可能とする特殊ポリマー/特殊カーボン複合体の開発にも着手。これらにより、高度なリサイクルと温室効果ガス排出量削減を実現する。

ブリヂストンは2023年6月にも、今回のアクションは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、グリーンイノベーション基金事業の一環で同アクションをENEOSと共同実施。今回のプロジェクトも、2024年12月23日に採択されたNEDOの実証事業「使用済みタイヤを含む高分子製品からのカーボン再利用技術の開発」の一環。
【参考】【日本】ブリヂストン、ENEOSとケミカルリサイクル実証共同プロジェクト開始。使用済みタイヤ熱分解(2023年6月15日)
【参照ページ】使用済タイヤ等からカーボンブラックを生成する共同プロジェクトを開始
【画像】ブリヂストン
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