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【国際】インド、2030年までのガス需要が60%増。経済発展と石炭・石油からのシフト

 国際エネルギー機関(IEA)は2月12日、インドの2030年までのガス市場の見通しを分析したレポートを発表した。天然ガス需要は、2030年までに約60%伸張すると予想した。

 インドでは、大規模なインフラ整備が進められており、2019年以降、圧縮天然ガス(CNG)ステーションの数が約4倍、都市ガスの家庭接続数が2倍以上に増えるとともに、ガス管網も40%拡張された。2030年までに、CNGステーション数と家庭用都市ガス接続数はさらに約2倍に、ガス管網もさらに50%拡大すると見込みとなっている。

 インドの天然ガス需要は、過去10年では、需要は増減を繰り返していたが、2023年と2024年の双方で10%以上増加。ここからは需要の拡大期に突入する見通しとなっている。石油価格が高騰したことも、ガス需要へとシフトさせる要因になっている。

 インドでは、国産の天然ガス生産量も徐々に増加し、需要の50%を満たしているが、今後は液化天然ガス(LNG)の輸入確保が進む。さらに、発電でも、石炭火力発電からガス火力発電へとシフトが当初予想より進めば、さらにLNGの輸入確保へと動くとみられる。 (出所)IEA

 インドでは、2028年頃に現行のターム契約での調達が終了することとなっており、新たなターム契約が進まなければ、スポット市場の価格変動にさらされる可能性も高まるとした。IEAは、圧縮バイオガスの国内生産も今後大幅に伸びていくと見立てた。

 インド政府は、再生可能エネルギーについても大幅に増進させる政策を実施しており、は今後、ガスと再生可能エネルギーの双方が大きく伸長するといえる。

【参照ページ】India's natural gas demand set for 60% rise by 2030, supported by upcoming global LNG supply wave

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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