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【EU】欧州委、太陽光発電、繊維・先端素材サーキュラーを重要研究開発分野に指定。840億円動員

 欧州委員会は3月20日、先端材料、繊維、太陽光発電の3つの産業分野で新たな「欧州パートナーシップ」を創設し、EU研究開発イノベーション枠組み「Horizon Europe」の戦略分野に指定した。EUの技術リーダーシップとサステナビリティの目標達成を目指す。

 「欧州パートナーシップ」は、2002年に発足した研究開発支援制度で、共同研究やイノベーション活動を通じてEUの喫緊の課題に取り組むため、EU予算での助成をしつつ、民間機関やEU加盟国公的機関から資金動員も行う共同イニシアチブ。今回の3分野に関しては「共同プログラム型パートナーシップ」として発足され、各業界団体と覚書を締結した上で、作業プログラムを募集。選定されるとEUからの資金拠出に加え、パートナー機関からも任意のマッチング拠出が得られる。

 太陽光発電の分野で創設された「太陽光発電イノベーションのための欧州パートナーシップ」では、太陽光発電設備の製造能力を拡大。EU域内でレジリエントなバリューチェーンを構築し、化石燃料への依存度を低減する。欧州委員会と民間パートナーは、2025年から2030年の間、各々最大2.4億ユーロ(約390億円)を拠出する。

 アパレル繊維分野で創設された「未来の繊維のための欧州パートナーシップ」では、サーキュラーエコノミーを促進。デジタル・イノベーションと新たなビジネスモデルを活用し、欧州の戦略的自律を強化する。欧州委員会と民間パートナーは、2025年から2030年の間、各々最大3,000万ユーロ(49億円)を拠出する。

先進材料分野出そ移された「EUの革新的先端材料のための欧州パートナーシップ」では、先端材料における技術主権と産業競争力を強化。サーキュラーエコノミーに適合した安全で持続可能な先端材料と関連技術の設計、開発、産業への導入を加速させる。欧州委員会と民間パートナーは、2030年までに各々最大2.5億ユーロ(約400億円)を拠出する。

 共同プログラム型の欧州パートナーシップではすでに、AI・データ・ロボティクス、フォトニクス、低炭素製鉄、宇宙、化学、建設、ゼロエミッション型陸上交通、ゼロエミッション型海上交通、自動運転・コネクテッド、バッテリー、EU域内製造、科学オープンクラウドの12分野が指定されており、今回3つが加わって合計15になった。さらに2025年後半には、仮想世界(バーチャルワールド)も指定される予定。

【参照ページ】EU boosts innovation with new European partnerships in advanced materials, textiles and photovoltaics

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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