
持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は3月27日、製薬セクターの自然ロードマップを発表した。
今回発行されたロードマップは、BfN、WBCSD、世界経済フォーラム(WEF)のコラボレーションの一環。今回、製薬セクターのロードマップが発行されたことで、15セクター全ての2030年ネイチャーポジティブ実現に向けたロードマップが完成した。
BfN、WBCSD、WEF、Capitals Coalition(資本連合)、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)、SBTN、世界自然保護協会(WWF)の7社は2022年5月、企業の自然アクションで、「評価(Assess)」「コミット(Commit)」「変革(Transform)」「開示(Disclose)」の4つのステップで構成される「ACT-D」枠組みを提唱。その後、BfNが100以上の機関を束ねる形で「It's Now for Future」キャンペーンを立ち上げ、2023年11月に「自然戦略ハンドブック」を公表。BfN、WBCSD、世界経済フォーラム(WEF)のコラボレーションの指針となっている。
【参考】【国際】Business for Nature、「自然戦略ハンドブック」発行。ACT-D枠組みを解説(2023年11月14日)
製薬セクターのロードマップの策定では、グラクソ・スミスクライン(GSK)とロシュがプロジェクトリーダーとなり、他に、アストラゼネカ、バイエル、ノバルティス、ノボノルディスク、レキットベンキーザー、武田薬品工業が参画した。
同ロードマップでは、土地利用・土地利用変化、水資源、廃水、大気汚染、気候変動、防災・減災、騒音、廃棄物、生息地保護、遺伝資源の取得の機会(Access)とその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分(ABS)までを全て包含。その上で、自然に対するインパクトと依存の強度及び機会をマッピングした。


(出所)WBCSD
WBCSDがすでにロードマップを作成済みの他の14セクターは、「農業・食品」「ファッション・アパレル」「資源採掘・金属」「自動車」「化学」「エネルギー」「水施設・サービス」「林産物」「消費財」「建設・不動産」「廃棄物マネジメント」「旅行・観光」「金融」。
【参照ページ】WBCSD and pharmaceutical companies release first sector Roadmap towards nature-positive action
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