Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】CBI、「農業・食料移行計画評価フレームワーク」策定。気候、自然、社会を全てカバー

 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は4月8日、農業・食料セクター向けの「農業・食料移行計画(トランジションプラン)評価フレームワーク」を発行した。機関投資家や金融機関に対し、気候変動緩和、気候変動適応、自然、食料安全保障・社会的公正の4つの観点から、同セクターが定めるべき移行計画の内容を整理した。

 CBIは2021年、移行計画(トランジションプラン)に必要な要素として、パフォーマンス目標、堅固な計画、アクション、ガバナンス、情報開示の5つを設定。さらに2022年には「農業・食料移行(トランジション)原則」を策定し、諸課題が複雑に絡みあう農業・食料セクター向けの要件として、気候変動1.5℃目標整合性、科学重視、オフセットだけでなくスコープ3の実削減、技術的実現可能性向上による経済競争力、誓約だけでなく行動の5つを標榜している。

 今回策定した「農業・食料移行計画評価フレームワーク」は、これらを踏まえつつ、国際資本市場協会(ICMA)や気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の移行に関するガイダンス、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)、CDP、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)等を考慮し、全体像を整理した。CBIが2024年に改訂した農業・畜産の気候債券基準(CBS)第3版にも触れられている。原材料生産者から食品製造、流通までのバリューチェーン全体に適用される内容となっている。

【参考】【国際】CBI、農業・畜産の気候債券基準第3版発行。環境・社会セーフガード基準も導入(2024年10月27日)

 同フレームワークは、農業・食料セクターでのトランジションの方向性は、企業、セクター、国によって異なる可能性があることを踏まえ、再生可能エネルギー、サーキュラーエコノミー型農業、代替プロテイン、持続可能な肥料、リジェネラティブ農業まで、幅広いテーマで実行可能なステップを解説した。また、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素を含めた短期、中期、長期の目標を設定し、土地利用変化とサプライチェーンへの影響把握、森林破壊や土地利用変化を伴わない調達、トレーサビリティの確保、透明性の高い報告を実行していくことに重点を置いた。

 CBIは、今回のフレームワークを基に、今後同セクターの移行(トランジション)jに関する新たな基準を策定していく考え。また、同フレームワークの活用を、機関投資家、発行体、政府、企業等のステークホルダーに呼びかけた。

【参照ページ】A New Pathway for Agrifood: Climate Bonds Launches Agrifood Transition Framework

無料会員に登録すると、
有料記事の「閲覧チケット」を毎月1枚プレゼント。
登録後、すぐにご希望の有料記事の閲覧が可能です。

※ 閲覧チケットは翌月への繰り越しはできません。

無料登録してチケットを受け取る

【無料会員向け】有料記事の閲覧チケットの詳細はこちら

または

有料会員プランで
企業内の情報収集を効率化

  • 2000本近い最新有料記事が読み放題
  • 有料会員継続率98%の高い満足度
  • 有料会員の役職者比率46%
有料会員プランに登録する
author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。