
スイス化学装置大手スルザーと化学製品製造シーカは6月3日、建材プラスチックのリサイクルを目的とした合弁企業設立で覚書を締結したと発表した。
欧州の建材プラスチック廃棄量は、年間約200万t。現状、建材プラスチックのリサイクルは技術的に困難かつ非効率で、既存のマテリアルリサイクルでは再利用に適さない低品質な素材しか生成できない。そのため、ほとんどはライフサイクル終了時に廃棄されている。
今回の協業では、シーカはポリマー応用技術と高性能建築材料における専門知識を、スルザーはケミカルリサイクル技術を提供。マテリアルリサイクルとケミカルリサイクルを組み合わせて高品質の原材料再生生産を目指す。
合弁企業の出資比率はそれぞれ50%ずつ。物流やリサイクル企業等のバリューチェーン全体の地域パートナーとも協力し、体系的なリサイクルプロセスを確立する。2025年後半に事業開始予定。ドイツ、オーストリア、スイスでパイロットプロジェクトを実施する。
【参照ページ】Joint venture for innovative plastics recycling promotes circular economy in the construction industry
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