
科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は6月12日、自動車業界向けの「SBTi自動車セクター・ネットゼロ・スタンダード」の案を公表した。8月11日までパブリックコメントを受け付ける。
SBTiは2024年3月、自動車メーカー及び陸上交通を対象としたセクター基準の初版を発行している。今回、自動車メーカー向けを単独のセクター基準として設け、同基準を改訂した。新基準は、年間生産台数1万台以上の自動車メーカーと、自動車部品売上が20%以上の自動車部品メーカーに適用される。
【参考】【国際】SBTi、自動車メーカーや陸運向けセクターガイド発行。2040年までに内燃機関自動車全廃(2024年3月24日)
今回の改訂では、新車製造を行う自動車メーカーのスコープ1、2、3の関連排出量を統合した指標が新たに採用された。また、企業の「低排出車両の販売比率」を増加させる基準も新たに設けられた。低排出量車両は、通常のガソリン・ディーゼル車両と比べ排出量65%低い車両と定義され、達成しなければならない地域別の比率推移も設定された。
自動車部品メーカー向けでは、新たに原材料調達と製造に関する排出量基準が設定された。
【参照ページ】SBTi Opens Consultation on New Standard to Accelerate Automotive Industry's Net-Zero Transition
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