
カナダのケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は6月19日、気候ファイナンス運用資産を2030年までに4,000億カナダドル(42兆円)にまで拡大する新たな気候変動戦略を発表した。
CDPQは2017年、同機関として初となる気候変動戦略を策定。2020年までに低炭素関連投資を50%増加し、80億カナダドル以上の資金投資を実現することと、2025年までに運用資産額当たりのカーボンフットプリントを2017年比25%削減することの2つを目標として掲げていた。
【参考】【カナダ】ケベック州貯蓄投資公庫、全ポートフォリオに気候変動戦略を導入。今年からCO2開示も(2024年10月30日)
さらに2021年には、目標を引上げ、2025年までに低炭素投資運用資産を540億カナダドルにまで引き上げる目標と、運用資産額当たりのカーボンフットプリントを2017年比60%削減する目標を掲げていた。
今回の新たな目標は、2021年目標を前倒しして達成できる水準で進捗していることを受けたもの。カーボンフットプリントもすでに50%削減に成功している。
新目標では、事業活動のカーボンニュートラル化にコミットする企業への投資に加え、低炭素技術やインフラ等へのソリューション分野や気候変動適応・レジリエンス分野への投資を含め、2030年までに運用資産を4,000億カナダドルにまで引き上げる。
CDPQの現在の運用資産総額は4,733億カナダドル。今回掲げた目標を達成すると、多くの資産が低炭素資産となる。
【参照ページ】CDPQ announces investment strategy to address climate change
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